2011年7月17日日曜日

解剖台の上のミシンと蝙蝠傘の出会いのように美しいアレ

デザインをシンプルにしてちょっとは読みやすくなったかな。

最近聴いて痺れたアルバム。
ダディ/どついたるねん



















アホでしょ、この人たち。
このアホさ(褒め言葉)はソンソン弁当箱とか撃鉄とか、そこらへんのバンドに通じるものがあると思うのだけれども、その中でも飛び抜けてアホ、かつ凄いセンスがあるバンドだと思う。
「踊れカズダンスフォーギャングオブフォー」とか「ブラウン管の向こうで真矢みき」とか「死ぬまで頑張れマウンテンゴリラ」とか今年一番笑ったリリックだった。
もうパンツ脱いで走ってる感じ。
100%の解放感。
ざまあみろ世間。
どついたるねん超カッコイイ。


One Day Calypso/Alfred Beach Sandal



















インディ・パンク・バンド、Moxa Deltaのフロントマンである
北里彰久のソロユニットの鳥獣虫魚からリリースされた作品。
まぁ僕はMoxa Deltaのことも鳥獣虫魚のことは全然知らないけど。
最初、聴いたときはカリブ海のトロピカルな風景が見えたけど、聴いてるうちに北欧の山麓やモンゴルの草原や夕方の商店街が見えたり、色々なところに連れて行かれた。
トクマルシューゴがバッグパッカーで旅したような雰囲気。
独特のリズム感とポップセンスと不思議な歌詞と。
この夏ハンモックでうたた寝しながら聴きたい音楽第一位。


最近読んで痺れた小説。
聖家族/古川日出男
















読了と共に押し寄せる凄まじい満腹感と疲労感。
作家歴10年を飾ったのにふさわしい間違いなく古川日出男の最高傑作。(4年前の話やけど)
4年前からずっと気にはなっていたが大変な読書になるのが分かって敬遠していたのだが、
著者が今まで言及しなかった故郷を福島(東北)を舞台とした小説というのもあって、
311に彼が向き合わない訳がないと思っていたので、
これは読んでおかなければと思い、先月ようやく読んだ。
調べてみると、僕が思うずっと前に、震災が起こってすぐに、既に彼は動き出していた。
農業を営む実家は原子力発電所の事故の影響もあり、苦境におかれているという。
新潮2011年7月号に載っていた本作の外伝的物語である「馬たちよ、それでも光は無垢で」を立ち読みしたが、彼の故郷への想いはひしひしと伝わった。

日本史にドスンと横たわる時間と空間を四次元的に捕らえた作品。
相変わらずいくらでも掘れる面白い話が散らかっているのが彼の小説に立体的な印象を与えているのではないだろうか。
作中にヒップホップグループが出てきたけれど、この物語もまたサンプリング的表現であることを揶揄してると思う。
古川日出男には絶対ヒップホップを好きでいてもらいたい。

震災後に古川日出男がどこへ進んでいくのか。目が離せない。

Twitterで呟いた感想が界遊にRTされてて、かなりテンション上がりました。

そんな感じですかね。
We Must Become The Pitiless Censors Of Ourselves/John Mausがめっちゃかっこよくて痺れたり、ローラー・ガールズ・ダイアリー見て、エレン・ペイジって写真とかじゃ全然可愛いと思わないけれど、ふとした仕草とか表情とかが可愛くて、演技上手いんだなぁって思ったり。